描く上での、核

こんばんわ、白黒灰脂です。

 

さて、twitterでわざわざ書くことでもないだろうと思って言わなかったことを書いていきます。

このサイトは基本、作者の言わんでもいい深くについて語っていきます。

言葉通り、絵を描く仕事を目指す上での「描く上での、核」です。

 

自分は基本的にペン一本で一発描き、それも余白を限界まで削った密度の高いイラストを描くわけですが、そのイラストを描く上で「幸せな世界」を描くことを一番の根幹に置いています。

 

というのも、自分は「世の中のほとんどが気に入らない」という面倒くさい性根があるからです。

OMOTENASHIでドヤ顔しときながら電車で人の脚踏んでおいて睨みつけ舌打ちしてるような人が嫌い

少し嫌なことがあれば「トラウマ」、少し喧嘩すれば「裏切り」、気分が下がれば「鬱になった」

その癖なにかあれば「愛」「絆」と一時的に声高々に叫ぶ人も嫌い、

周りも気にせず道や電車で下品に騒ぐ人も嫌いなら、「毒舌」という名のただの中傷を自慢げに吐き出す人も嫌い

我が物顔で道端で煙草吸ってる人も嫌いだし、群れて気が大きくなっている人も嫌い

すぐに「アメリカでは」と言い出す人も、「障碍者の暮らし易い社会を」と言いながら車椅子ごとレジに割り込む介護士の人も、「サバサバ系」と自分で言っちゃう人も嫌いです。

 

書いてて本当どうしようもねぇなとは思います(笑)

言ってしまえば全部僕のひねた主観なので実際はそんな悪い人だけでないことも知ってはいます。僕はそんな善い人達に助けられてきたからまだ生きてます。

 

ただやっぱりそんな一部の悪い人達が目立つのもしょうがないことではあり、いままでそんな人達に嫌なこともされたことも事実です。

多分そうやって全部嫌いになって、結果ムシャクシャして犯罪をする奴もいるのだろうと思います。(もちろん良いことではないので擁護する気はないですが)

ただ僕がいまもパソコンで「みんな死ね」とか「殺すぞ」とか書いていないのは、僕が今もナイフを握りしめることも爆弾を作ることもしていないのは、イラストで「幸せな世界を描くこと」に救いを感じたからです。

 

世の中が気に入らないから、自分の思い描く「好きになれる世界」を描くこと

僕の頭の中だけは誰も嫌なことをせず誰も嫌な思いをせず幸せな世界がただ回る

 

それが僕なりの「愛」であり、多分24時間テレビで泣いて絆を感じている人達の「愛」とは違うだろうし、多分歪んでます。間違ってるとは思ってませんが。

 

そういった感覚が大前提の大根幹にあるのが僕の絵です。

だから、僕のイラストにはそこら辺の自称ロックバンドの作るラブソングなんかよりも「愛」が注がれている自信があります。見ていただける方にはそう思って見ていただけると嬉しいです。

そして、普通に見ている世の中でもなあんにもない空白なんて絶対にないのであの密度であり、「僕らの視界に空白なんてなかった」というサイトのタイトルにもなっているのです。

なに言ってるのかわかんねぇ、そんなの間違っているよという方は是非心ゆくまで語らいましょう。

 

長々垂れましたが、それを踏まえた上で改めてのたまうならば

 

かかってきなさい。

愛を表現するツールが音楽だけでないところ見せてやる。

 

 

どうも、白黒灰脂でした。